不妊治療で2人出産!実際にかかった費用と助成金のリアル体験談

妊娠・出産

私は2人の子どもを不妊治療を経て授かりました。治療を始めるときに一番不安だったのが「費用がどれくらいかかるのか」という点です。ネットで調べても人によって大きく差があり、なかなか参考にできませんでした。

そこで今回は、私が実際にかけた費用をまとめてご紹介します。これから治療を考えている方の目安になれば嬉しいです。

不妊治療の流れと治療期間

私の場合は1人目はタイミング法からスタート、2人目は体外受精からのスタートでどちらも1回ずつ流産しています。不妊治療は先が見えないものですが、これから治療を始める方や治療途中の方などの参考にしていただければと思います。

1人目から保険適用で治療しています。

1人目を授かるまで

最初はタイミング法からスタートしました。1度妊娠したのですが完全流産してしまい7週目には赤ちゃんはいなくなってしまいました。そのあとタイミング法は6か月で次のステップに進もうと治療を始める前から考えていたため、近所のクリニックから不妊治療専門の病院に転院してそのまま体外受精に進みました。通院期間はタイミング法は約6か月体外受精は約4か月です。

幸運なことに体外受精は1回の移植で長女を授かりました。

2人目を授かるまで

2人目は冷凍胚が1つ残されていたので冷凍胚移植から始めました。残されていた冷凍胚移植で妊娠したのですが、稽留流産してしまい始めからの治療になってしまいました。

4回移植をしてようやく次女が授かりました。治療期間は約1年間でした。

かかった費用の全体像

通院・採卵・移殖などにかかったすべての費用を合わせたものになります。

1人目出産までにかかった合計費用

タイミング法で通った通院費用も含めて、検査・治療・薬代を合わせて約32万円でした。そのうちタイミング法の通院費用は5万円、残りは体外受精にかかった費用です。

2人目出産までにかかった合計費用

2人目は44万円程度。

2人分トータルの金額まとめ

2人合わせると、合計で約31万円かかりました。

1人目2人目合計
不妊治療費32万円44万円76万円
助成された額14万円31万円45万円
自己負担額18万円13万円31万円

※不妊治療費は実際に病院へ支払った金額です。
ここから「医療保険」や「高額療養費制度」「東京都特定不妊治療費(先進医療)助成」などを差し引くと、実際の自己負担額は以下のようになりました。長女のときは「東京都特定不妊治療費(先進医療)助成」はありませんでした。

  • 1人目:32万円 → 助成金利用後は 実質18万円
  • 2人目:44万円 → 助成金利用後は 実質13万円

その結果、2人合わせて自己負担は 31万円程度 となりました。

助成金や制度を知らずに全額自己負担するのと比べると、大きな差があります。また、医療保険で移植や採卵1回につき1回手術をしたとみなされて、保険金がおりたのでかなり助かりました。
これから治療を検討されている方は、必ず自治体や保険制度をチェックしてみてください。

不妊治療・出産で利用できる主な制度

  • 高額療養費制度(全国健康保険協会)
    → 医療費が高額になった場合に自己負担額を抑えられる制度です。
  • 自治体ごとの不妊治療助成制度
    → 各自治体によって金額や対象年齢が異なります。「〇〇市 不妊治療 助成金」などで検索すると最新情報が確認できます。

東京都の助成情報はこちらから↓↓

東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業の概要

不妊検査等助成

不育症検査助成

よくある質問

Q1. 東京都特定不妊治療費はどんな治療に適用された?
A:1人目はこの制度が始まっていなかったので、2人目だけ対象でした。わたしの場合は、 タイムラプス、子宮内膜スクラッチが適応されました。

Q2. 自己負担が減った!医療保険の使い方は?
A:私の場合、オリックス生命のキュアという保険で手術1回で2.5万円給付されました。採卵、移植などそれぞれ1回の手術とみなされますので、大きく助かりました。

Q3. 助成金が2人目から増えた?変化の理由は?
A:2人目は1人目出産後に制度が改定されて、東京都では特定不妊治療費の助成が始まっていました。また、体外受精では、医療保険や高額医療費でお金が戻ってきたので、タイミング法で通院費用を払い続けるよりも助成額が大きくなり結果的に安く済みました。

クリニック選びのポイント

私はあまり周辺の不妊治療専門病院について詳しくはなかったのですが、家の近くでかつ口コミを見て「池袋えざきレディースクリニック」を選びました。選んだポイントは待ち時間が短かそうで、仕事との両立ができそうだったから。です。

実際通ってみると、詳しい検査などがなく内診だけとかなら30分くらいで診察が終わり、負担が最小限で通えました!

口コミを見るとデメリットとしては、効率的に素早く診察するために時間厳守で冷たく工場のような雰囲気を感じてしまう方はいらっしゃるみたいでした。また、採卵日・時間、移植日・時間は絶対に変更できないので、大切な用事とかぶらないかドキドキして通院していました…!

とはいえ私は治療に関してあまり深く調べたりせず、先生に完全に任せて治療を進めていたのですが、先生方は温かく何か質問があれば真摯に答えてくださっていました。

結果的に妊娠できたからの感想なのかもしれませんが、わたしは効率的な方針の「池袋えざきレディースクリニック」に通えてよかったです。3人目はまだ考えていませんが、もし通院するのであれば「池袋えざきレディースクリニック」を選ぶと考えています。

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池袋えざきレディースクリニック

最後に

不妊治療って、費用や期間のことを考えると不安になりがちですよね。私も最初は「こんなにお金がかかるのかな…」とドキドキしていました。

でも、実際に体験してみると、助成金や保険制度を活用すれば自己負担をぐっと抑えられることが分かりました。私の場合、

  • 1人目(体外受精1回):32万円 → 助成金や保険で18万円に
  • 2人目(体外受精4回):44万円 → 助成金や保険で13万円に

という形で、合計76万円かかるところを、自己負担は31万円ほどに抑えられました。

これから治療を考えている方は、

  • 費用の目安を把握する
  • 助成金や高額療養費制度を活用する
  • 通いやすく、自分に合ったクリニックを選ぶ

の3つを意識すると、少し安心して治療に臨めると思います。

不安な気持ちは自然なこと。私も同じ道を通ってきました。焦らず、自分のペースで、一歩ずつ進んでいきましょう。

そして最後にひとこと。

「あなたの努力や想いは、きっと形になります。ひとりで悩まず、情報を集めながら前に進んでくださいね。」

治療は一人ひとり違います。焦らず、でも希望を持って、少しずつ前に進んでいきましょう。


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