夫婦別財布で管理していたご家庭は妊娠・出産を機にどのように家計を管理するのがよいのか悩まれることが多いのではないでしょうか。我が家では、共働きで夫婦別財布で管理していますが、子どもが産まれる前は食費は私、家賃は夫などのように支出の項目別に支払っていました。ただ、妊娠を機に出産費用や病院代など追加で支払う費用が発生した際に、私が支払っていることにストレスを感じていました。しかも妊娠による体調不良や産休・育休また復帰した場合も私だけ、給料が減ってしまうことに、もやもや…

最近、私の出している費用のほうが高くなってる気がする。
つわりなど体調不良もあって満足に働けないのに…
つわりで毎日ふらふらのとき、食費や病院代が私に集中して…“なんで私ばかり”と涙が出そうでした。
そこで、家族カードを作って生活費用・家賃などを共通の口座から引き落とすことで、どちらが多く出していると思うことがなくなったので、ストレスがなくなりました!また、我が家は何にどのくらい使っているのか見える化することができたので、お金の算段が立てやすくなりました。夫婦別財布でどう管理していこうか悩んでいる方の参考になればと思います。
夫婦別財布のデメリットとは?
夫婦別財布にはデメリットがあると考えています。そのデメリットをご紹介します!
出産・育休で収入に差が出る
結婚当初は「お互いの財布を分けて管理」していても、出産や育休で収入に差が出てくるとバランスが崩れやすくなります。
「私ばかり支出が多い…」と感じたり、「相手に負担をかけているのでは?」とモヤモヤしたり。これが夫婦間のストレスにつながりがちです。
家計全体が見えにくい
別財布だと「家全体でどれくらい使っているか」がわかりづらく、気づけば無駄な支出が増えていることもあります。
お金の流れがブラックボックス化しやすいのもデメリットです。
別財布のままにしていると、どうしても不公平感が出やすいです。
▶関連記事: 児童手当をどう運用する?夫婦別財布家庭が実践する賢い家計術
共有口座と家族カードを導入したきっかけ
いろいろと考えた結果、管理のしやすさから、共有口座と家族カードを導入することにしました。
銀行口座とカードを選んだ基準
「夫婦でお金の見える化をしたい」と思い、まずは共有口座を作ることにしました。
さらに、その口座にひも付けられるクレジットカードを探し、家族カードを発行して二人で同じカードを利用する形にしました。
当時、産休・育休で給料はかなり減るし、このままだと子供の費用や追加で支払いが発生した際に私が貯金を切り崩して支払うことになるのではないかと思いました。妊娠も出産も妻で負担があるのに…と一人でもやもや。言えばもちろん支払ってくれるのですが、男の人って言わないとわからないので、病院費用や出産費用など掛かった費用を毎回伝えていくのも地味にストレスでした。
そんな生活を妊娠中はしばらく続けていたのですが、第一子産休中にこのままだと余計なストレスが産まれるだけだ!と思い、生活費は家族カードで支払い、夫婦共通口座を作りそこから引き落とされるという仕組みにしたいと夫に提案しました。
こんな感じで提案しました。

家計を見える化するために夫婦共通口座にして家族カード作りたんだけど…
夫は提案されたことにそんなに反対することはないので、いったんこの方法でやってみることに。夫婦で決めた額を夫婦口座に入金してそこからカードの支払い、子どもの費用、病院代、生活費、家賃などを引き落とししています。
その結果、子どもの費用など追加になっても物価高で食費が高くなってもどちらが多く出していると思うことがなくなったので、ストレスがなくなりました!
なぜ楽天ではなく三井住友カード ゴールド(NL)にしたか
我が家が実際に使っているのは三井住友カード ゴールド(NL)です。
▶関連記事: 三井住友カードと楽天カードを徹底比較!我が家が選んだ理由
当初は楽天カードも候補でしたが、自分の生活圏でのポイント還元や使いやすさなどを考え、最終的に 三井住友カード ゴールド(NL) を選びました。
選んだ大きな理由は、還元率の高さと、年会費実質無料になる仕組み(年間100万円利用で年会費永年無料)です。
100万円以上使うと、翌年以降の年会費無料でVポイントが継続特典として10000ポイントもらえます。還元率も0.5%、対象のコンビニなどのタッチ決済で最大7%還元、月に14万ほどカードを使っていたので100万は超えると思い、三井住友カード ゴールド(NL)に決めました。
詳しくは三井住友カード(NL)のホームページをご確認ください。
三井住友カード ゴールド(NL)のメリット
ポイント還元率と年会費の仕組み
- 年間100万円利用で年会費永年無料
- コンビニやマクドナルドなど飲食店で最大7%還元でかつ家族登録でポイントアップ!
- 家族カード利用分もまとめてポイント還元
「夫婦の生活費をカード払いに集約する」ことで、自然とポイントが貯まりやすくなります。
家族カードで「見える化」できる
家族カードを使えば「誰が、どこで、いくら使ったか」が一目でわかります。
二人の支出が同じ明細にまとまるので、家計簿をつけるよりラクに管理できます。
三井住友カード(NL)のアプリ(Vpass)で使える家計管理の機能が便利です!
家族カードの三井住友カードだけでなく、ほかのカードや銀行口座と連携することで収支を自動で見える化してくれます。今までどのくらい使っていたかわからない状態だったのがこのくらい何に使っているんだなというのがわかりました!
家計が分かったことで第2子が産まれる前、産休・育休中のお金をどうするか相談・提案するときにも具体的な相談ができました。第一子のときは産休・育休中も同じ額を口座に入れていたのですが、さすがに第2子の2回目の産休では、私のほうだけ収入が減っていくのが目に見えてわかっていた&夫の給料も少し上がったので、夫のほうが多く入金するようにしてもらうことにしました。

今、一か月で40万くらい使ってる。今は、毎月22万ずつ入れてたけど、育休・産休中は
16万にさせてほしい。産休中は40万から足りない分、今より2~3万プラスで夫婦口座に入れてくれる?

あと2万~3万だね!大丈夫そう!入れるようにするね!
という感じにスムーズに家計の話ができました。
導入してわかった効果(ビフォーアフター)
ストレス軽減
以前は「なんで私ばかり払ってるの?」と不満を感じることもありましたが、今では支出が見える化され、精神的にとてもラクになりました。
家計管理が簡単に
カードの明細を見るだけで「今月いくら使ったか」が把握できるので、毎月の振り返りもスムーズです。
無駄遣いも減り、貯金に回せるお金が増えました。
導入の流れ(3ステップで解説)
1.共有口座を作る
夫婦がアクセスできる銀行口座を用意。
2.家族カードを発行する
共有口座にひも付けてクレジットカードを発行。
3.固定費をカード払いに切り替える
光熱費・通信費・食費などをまとめると、支出が一気に見える化。
よくある質問(FAQ)
Q:夫婦で使ってもポイントは合算されますか?
A:はい。家族カードの利用分もすべて本会員にまとめて加算されます。
Q:別財布を完全にやめなくても大丈夫?
A:もちろん大丈夫です。まずは「大きな固定費だけ共有」にするだけでも効果があります。
まとめ|共有口座と家族カードで家計はもっとラクになる
夫婦別財布は一見ラクに見えますが、長い目で見ると「不公平感」「見えないストレス」につながることがあります。
共有口座と家族カードを導入することで、支出の見える化ができ、ストレスも減り、家計がスッキリ整理されます。
現在は産休・育休中なので、復帰したら再度この三井住友カード(NL)の家計簿をみて、どのくらいお金を出し合っていくか話し合いをしようと思います。
同じような悩みがあるなら、ぜひシェアしてみてください! “私ばかり払ってる気がする…”と思うパートナーと一緒に読んでもらえたら嬉しいです。
コメント