夫婦別財布でもできる!児童手当の運用方法とわが家の実例
夫婦別財布の家庭だと、毎月入ってくる児童手当を「どちらが管理するのか」「どう使うのか」で悩む方が多いと思います。
毎月入ってくる児童手当、夫婦別財布だと“誰が管理するのか”でちょっとモヤモヤした経験はありませんか?
わが家でも子どもが生まれてから、児童手当をどちらの財布に入れるかをかなり考えました。同じように悩んでいる方の参考になればと思います!
夫婦別財布の家庭で児童手当をどう管理する?【よくある悩み】
夫婦別財布家庭では「児童手当を誰がどう管理するか」が意外と大きなストレスです。生活費と教育費の線引きをどうするか、最初に明確に決めておくとモヤモヤが減ります。
我が家では当初、児童手当を大手のメガバンクの口座に入るように設定しており、手を付けていませんでした。ただ、第2子が産まれたのをきっかけに、インフレや教育費上昇への不安もあり、金利も安くあまり使い勝手のよくない銀行にただ預けておくだけでいいのか?と児童手当をどうしていくかを考えるようになりました。
わが家でも最初は「生活費の足しにするか」「教育費に分けて貯めるか」で迷いました。最終的に考えた結果、児童手当は妻である私が管理し、教育費のために運用すると決めました。
本記事では、我が家の実例も交えながら、夫婦別財布家庭でもできる児童手当の賢い運用方法をご紹介します。
夫婦別財布の家計管理の考え方はこちらで詳しく紹介しています。
児童手当の運用方法3選|現金・貯金・投資どれがベスト?
児童手当は子どものためにもらえる大切なお金ですが、「どう使うか」「どう貯めるか」で将来の安心感が変わってきます。使い切ってしまうのではなく、計画的に運用することで教育資金や家族の備えにつながります。我が家ではこのような考え方で児童手当を運用しています。
児童手当の代表的な運用方法は大きく3つに分けられます。
- 現金でそのまま管理
- 貯金(定期預金など)
- 投資(投資信託やNISAなど)
それぞれのメリット・デメリットを解説します。
まずは現金で確保
子どもが急に体調を崩したり、学校行事でまとまった出費が必要になったりと、予想外のお金が必要になることもあります。
そのため、まずは一部を現金で手元に残しておくことが大切です。目安としては、1〜2か月分の手当を普通預金に置いておくと安心です。
定期預金で確実に貯める
使う予定がしばらくない分は、定期預金に預けると少しでも利息がつきます。特にSBI新生銀行のようにキャンペーン金利があるときは、より効率よく増やすことができます。
「確実に貯めたいお金」は定期預金に回すのがおすすめです。
投資などに回すよりもお金が取り出しやすいので、動かしやすいまとまったお金として置いています。
投資信託で長期運用
教育資金など、10年以上先に使う予定のお金であれば、投資信託で長期運用します。
- 毎月の児童手当をそのまま積立投資に回す
- 株や債券などに分散投資できるのでリスクを抑えやすい
- 時間をかけることで複利の効果を得られる
児童手当の運用方法は、家庭の状況や子どもの成長によって変えていくのがポイントです。
- 学費が本格的に必要になる前は投資でじっくり増やす
- 高校・大学が近づいたら定期預金にシフトして安全に確保
このようにステップを踏むと、安心しながら効率的に児童手当を運用できます。
わが家の実例|夫婦別財布でもスッキリ解決した児童手当の運用ルール
わが家の場合は、SBI新生銀行に児童手当専用の口座を作り、半分を定期預金、半分を投資信託に回すことにしました。
お金が混ざると“教育資金などにどれくらい使えるお金があるのか”などがわからなくなるので、専用口座にまとめたことで資産が見える化できました。
我が家では、次のようなルールを決めました。
児童手当は妻が管理
夫婦別財布なので「生活費の負担とは別に、児童手当は教育費に使う」とルールを決めました。
ちなみに夫はお金に関して無頓着なので、私の方ですべて決めて進めています。(夫に報告するが基本的に反対されることはない)
専用口座で管理
まず、資産の見える化のためにも生活費とごちゃごちゃにならないようにしたいと考えました。SBI新生銀行に児童手当専用口座を開設。ここに児童手当が振り込まれるように設定し、普段の生活費口座とは完全に分けています。
投資信託に積み立て
SBI新生銀行から自動でSBI証券に入金されるようにし、投資信託を毎月積立。
「教育費を将来のインフレにも負けない形で準備できる」という安心感があります。
この流れにした理由は「児童手当を生活費で使い切ってしまう」「すべてを貯金でそのまま置いておく」のはもったいないと感じたからです。専用口座に分けたことで家計管理もしやすくなりました。
児童手当の入金口座にSBI新生銀行を選んだ理由
以下の点からSBI新生銀行がいいなと思いました。
- 使い勝手と高金利
- ATM手数料無料&振込手数料無料
使い勝手と高金利
第1子の児童手当はわたしの三菱UFJ銀行の普通預金口座に入れていたのですが、普通にためていてはもったいないと思いつつなかなか動くことができませんでした。うちは夫婦別財布で、決めた金額を夫婦口座に入れてそこから色々な支払いをするというやり方。(夫婦同じ財布のほうが見える化しやすくためやすい気もするのですが、そこはそれぞれがストレスない夫婦別財布を選びました)
まず、よくネット銀行で候補にあがる住信SBIネット銀行、楽天銀行を検討しましたが、夫婦それぞれの用途で使っていることもあり、住信SBIネット銀行、楽天銀行以外で使い勝手のいい金利も高い銀行を探していました。
ちなみにこんな目的でそれぞれ持っていました。
- 住信SBIネット銀行(私):給与振込口座※個人的に株とか投資に使っている
- 住信SBIネット銀行(夫):貯蓄口座※生活防衛費として基本的には手を付けない
- 楽天銀行(私):楽天カード引き落とし口座
- 楽天銀行(夫):夫婦の共有口座(ここに一定額をそれぞれ入金)
夫はお金に無頓着で、貯金が0(というかマイナスだった)こともあり、給料から天引きする貯蓄口座を強制的に私のほうで作らせました笑
夫にお金をためさせる方法の詳細はこちらで紹介しています!
そこでよさそうだと思ったのがSBI新生銀行!SBIネット銀行との連携で(ダイヤモンドステージ)、普通預金の金利0.4%、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ(イオン銀行)などのATM手数料がいつでも何回でも無料、他行あて振込手数料は月10回無料となります。
今のところ子どもの学費としてためるか資産運用していきたいと思っている児童手当、使い勝手がよいなと思いSBI新生銀行でためることに決めました!
ちなみにアプリなどもこんな感じで使いやすいです。

夫婦別財布でもSBI新生銀行だと運用しやすい理由
SBI証券との連携
SBI新生銀行は、同じSBIグループの「SBI証券」とスムーズに連携できるのが大きな特徴です。
資金移動がカンタン!
SBI新生銀行の口座をSBI証券に連携させると、即時で入出金ができるサービスを利用できます。
証券口座に資金を入れるとき、振込手数料がかからないし証券口座から銀行口座に戻すときも、即時で反映されます。
これにより、投資に使うお金を必要なタイミングですぐに動かせます。
自動入金サービス
「ハイブリッド預金」というサービスを利用すると、SBI証券の買付余力に銀行預金が自動で反映されます。いちいち手動で振替をしなくても、銀行に預けている資金が投資に使えるし、普段は銀行預金として安心してお金を置いておけます。
まとめて管理できる
SBI証券の画面から、SBI新生銀行の残高も確認できるため、資産全体を把握しやすくなります。
「銀行のお金+証券のお金」を一目で確認し、家計や児童手当の運用状況をシンプルに管理できます。
この連携を活用すれば、児童手当を銀行に置いておくだけでなく、必要に応じて投資にまわせる柔軟な仕組みが作れます。
夫婦別財布でも、銀行と証券の口座を使い分けながら、効率よく運用していけるのが魅力です。
今までメガバンクでためた児童手当は一旦、新規口座開設ならお得な3か月ものの定期預金に入れておこうかなと思っております。新規口座開設3か月ものの金利が1.3%(税引後1.0359%)になります。
夫婦別財布家庭が運用で気をつけたいこと
- お金の見える化をする
どちらがどの費用を負担しているかを明確にしないと、不公平感が生まれます。 - 運用ルールを夫婦で共有する
「児童手当は教育費」と最初に決めておくとトラブルを防げます。 - 専用口座や家計管理アプリを活用
児童手当用に口座を分けると、貯めた実感が持ててモチベーションが続きます。
夫婦別財布だと児童手当の管理をどうするか迷いますが、ルールを決めて専用口座で管理すれば教育費として着実に準備できます。
夫婦別財布でも児童手当はルールを決めて安心管理を
夫婦別財布だと児童手当の扱い方に迷いますが、ルールを決めれば安心です。
わが家では「妻が管理→専用口座→投資信託積立」という仕組みを作り、将来の教育費に備えています。
児童手当は子どものためのお金。
夫婦別財布でも“誰がどう使うか”を明確にルール化したことで、『児童手当は教育費に安心して回せる』という仕組みを築けました。
夫婦別財布の家庭こそ、児童手当の使い道をルール化しておくと安心です。わが家のルールが参考になれば嬉しいです!みなさんも家庭に合ったルールで将来に備えていきましょう。
夫婦別財布の家計管理方法についてより詳しく家計管理の実例を知りたい方はこちら!
※こちらの情報は2025年7月末時点の情報です。最新情報は、SBI新生銀行のホームページなどをご確認ください。
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